2015/11/11

Weldon Irvine - Sinbad

Weldon Irvine ‎– Sinbad (RCA) 
★★★

最近は中古を掘るという作業をしなくなって、まったく聴かないわけじゃないけど古い音楽を聴く時はもっぱら今の音楽をもっと知るための勉強のためにという理由が多い。
基本的にはジャンルは決めてないけど、最近はニューウェーブとノーウェーブばっかり。 このアルバムはラジオか店内BGMで"I Love You"って曲がかかってて良い曲だと思ったので。なんかいろんな曲のネタになってるっぽいアルバムですね。サバービアでフリーソウルな人には名盤なのでしょう。

自分の音楽コンプレックスの一つに「知識量の少なさ」がある。ほんと今でも周りと比べると薄いし、すぐ忘れる。 DJなんてことを始めた当時18才くらいの時には、先輩はもちろん同世代でもみんな音楽の知識、情報量がすごかった。一緒にイベントやってた大学時代の同級生、片山くんの家に行くとレコード箱がいっぱいで、知らない音楽もいっぱいですごいなーって。 あと金森くんはもちろん、グリーンハウスのみんな、とくに黒田さんとか、出井さん、森野さんとかよく知ってんなーって(みんなレコ屋店員ですが)。あと県外に出れば矢田さん、高橋さん、小野さん、小堺くん、小山内くん(みんなレコ屋店員ですが)とか出会う人みんなすごいなーって。そんな環境時に植えついたイメージに「DJのスキル=音楽知識」(実際にそうだと思う)というのがあるもので、常に聴きまくらなきゃいけない脅迫観念とともに過ごしてきた。それでも劣るのは、きっと音楽への熱量がマニア、オタクと言われるランクの人より低いからだと思う。中学の時に映画が好きでハリウッド俳優の名前を全部覚えようとした時と同じくらいの情熱を音楽にぶつけたことはないかもしれない。あれくらいもっと若い時に必死だったら、もっと詳しくなったかもしれない。 今は、DJする機会もそんなにないんだけど、とりあえずいっぱいの曲を聴くことは、習慣として残っているので続けていますが、いかんせん結婚して子供が出来てお金がない。しかし今は、運と300円があればお金持ちになれちゃう時代。まさか!はありえる。今週のBIGは10億円です。

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